情報流の流れに身を任せ

技術トレンドや、それがもたらすイノベーションの可能性について、つらつらと書きます。

民進党は、バカなのか?舛添辞任は、千載一遇のチャンスなのに

 

舛添都知事の辞任は、民進党にとっては、降ってわいたチャンスだろう。この機会を「蓮舫氏擁立」で潰すとしたら、あまりにも戦略がなさ過ぎる。

順を追って書いていきたい。

 

まず、現状として、民進党に政権を再び渡す選択を国民がするのは、あるとしても、そうとう先だろう。

普通に行けば、今の上層部が全て入れ替わり、かつ、国民の記憶がいい加減薄れる頃。

 

…10年先なら辛うじて可能性があるかもしれない。

 

 

それは、国政を任せるには前回の教訓から危険すぎる判断がされるという点と、前政権の悪いイメージが無くて、知名度が非常にリーダーがいないため、政党が生まれ変わったという印象を持たれないからだ。

 

 

これを一挙に解決出来るのが次の都知事選になる。

国政ではなく、まずは東京都で民進党の政策(ただ、新知事のもと、マトモに精査する必要あり)を試す。

 

東京は、そもそもが日本の大きな割合をしめ、様々な問題を抱えている。

そこで結果が出れば、それを日本でという話にもなりうる。ターゲットは、次の次の衆院選。時期的には東京オリンピックの後といったところになる。

ここでの政権交代を目指すなら、逆算すると、その間に知名度獲得と、国政のテストケースで成果を上げるまでの期間を考えると、こんなチャンスは無い。

 

なので、人事権を新知事に一任した上で、強力なシンクタンクのようなサポート体制を構築し、党を挙げてサポートする。

 

 

となると、候補者の条件は以下の3点

 

1.若い。6年後の総理候補になりうる

2.前回の政権時に悪いイメージが付いていない

3.とはいえ、ある程度の知名度と実績がある

 

を満たす必要があり、候補は、

・馬渕元国土交通相

・細野元環境相

あたりくらいでないか?

 

ただ、細野氏は、女性票が微妙なため、実際は馬渕氏くらいしか思い当たらない。

 

なお、蓮舫氏は、オリンピック選手に『銀メダルではダメですか?』と聞く絵が浮かびすぎて、条件から外れる

枝野氏も、原発関連のイメージが強く、同じく前政権のイメージが強すぎてダメだろう。都知事にはなれるかもしれないが、政権交代の布石としては弱い

 

 

なお、個人的には、今の民進党は全く支持していない。ただ、政権交代が可能な状態にならないと、自民党もパッとしなくなり、選択の余地が狭まってしまう。自民党の若手が党を割るのがベストだが、そうはならなさそうなので、せめて、もう少しマシになって欲しいという意図からのブログです。

 

小泉進次郎氏が新党を結成したら、とんでも無いことになるだろうとは思いつつ、それはそれで、ものすごい支持率を得る状況も怖いので、まずは正攻法からなんとかならないか。